TODAY IS
THE DAY

from Sri Lanka
to All of the World

U2の故障アイルランドで行われたELEVATION TOURの映像。このツアーの模様は違うDVDで見たことがあったが、見るものが無いのでちょっと買ってみた。ちょっとだけセットリストが違っているだけで、内容はほぼ同じ。でもその違う部分、"Sunday Bloody Sunday"から"Wake Up Dead Man"、"Stuck In A Moment"の流れがほんとによかった。

これだけのモンスターバンドになっても4人は変わらない。音をじっくり聞くとボノの歌声の美しさだけでなく、改めて演奏力の高さに関心させられる。エッジのギターは言うまでもなく、リズム隊がほんと安定してるようだ。そして、ヒット曲のパレード。観客を楽しませることを忘れない。どんだけ演奏する箱がスタジアム級になろうが映像や照明に頼らない4人だけのバンド空間も作っている。今では政治の方に興味があり、バンドは副業とまで言われているらしが、このDVDを見てやっぱすごいなって思える。ほんとにいつまでもロックし続けてるオヤジたちはかっこいい。

やっぱノラジョーンズはいい。なんといっても歌声が。新作Not too lateは毎度お馴染みな感じの曲たち。聞けば聞くほど気持ちが入ってきて、歌詞も耳にすっーと入ってくる。なんだろうね？この気持ちよさは。これほど歌声を聴いていて心が和む女性シンガーを僕は知らない。もちろん曲もいい。今回はちょっとカントリー調の曲もあったりして、飽きさせてはくれない。

そして、たまたま購入したPeter Malick Groupの中で歌うノラは別人のよう。声を張り、シャウト？してるかのように激しく歌う。といってもそんなロックっぽくではなくね。こういうの何て言うんだ…ベッドミドラーぽい？違うか？？とにかく、こういう声も出すんだ～って思って、これまた才能の広さを知る。激しく歌っても全然耳障りじゃないし、パワフルでいいんだよね。こっちのアルバムの音はいつものソロのような定番JAZZとは違ってFusionぽかったりMIXしてるので、これまた楽しく聞ける。

ノラジョーンズのライブを一度横浜のでっかいホール見たことがあるけど、遠くに小さく見えるノラはほんとにかわいい。存在がかわいいのである。これも才能か…

購入したときはビートルズのベストかなー聞きたい曲もあるしと思って、買って聞いてみると、何か変。リミックスかな？と思って聞いてはみるが、なんとなく原曲に近い。なんだ？？でもなんだか違う。気味悪～

ネットで調べて見ると、ビートルズをプロデュースしてきたジョージマーティンが最新の機器を使用してmixし直しているいるとのこと。結局はすべての曲を彼がプロデュースしてきていたから、これもビートルズの新譜ということらしい。

原曲をあまり覚えていないというのもあるけど、最初は実に違和感が…でも、聞きなれてくると、結構迫力があり、ライブ感があるので、ほんとビートルズが今レコード出すとこういうんだぞーがあふれていて、いい感じ。音に重みというか低音がしっかり乗っている。ってあくまで人工的な音っぽいんだけど…まーーありかなと思えるアルバム。

ジョージの名曲"While my guitar gently weeps"がなんとも言えない哀愁を漂わせている。この曲やっぱ好きだなー

日本から届いた素敵な贈り物。元サニーディサービスの曽我部恵一の今。そして10年前が今日に現れる。

なんだか2枚同時に受け取って不思議な感覚に襲われる。10年前の記憶が蘇えりつつも、新しい今、2006年に作られた音がここにある。感傷的になることもなく、あ～ああいうこともあったなと思い出し、また新しく作られた曲を聴く。それでも、また10年前に作られた曲に戻り感傷的にならないように今作られた曲に戻る。今作られた曲に戻った時、ちゃんと包み込んでくれる暖かさがそこにある。「アップルソング」はほんとに暖かい。

「東京コンサート」10年前にリリースされたサニーデイの「東京」を全曲ソロアコースティクで演じている。あまりにギターがうまくなりすぎているからだろうか、もう10年も経ったからだろうか、そこにはあの時と違った空気があるような気がする。「あじさい」はすごいな。その場で聞きたかった。

「LOVE CITY」は先の2枚のロックアルバムと打って変わって、メローなアルバム。この暖かい音が昔を思うよりも逆に感傷的にさせられる。でもそこにはほんとに現在の暖かさがあるような気がする。